2011東京都知事選立候補予定者の記者会見を見た感想

昨日、2011年の東京都知事選に立候補を予定している小池晃氏、渡邉美樹氏、松沢成文氏の記者会見をニコニコ生放送タイムシフトで視聴した。
その感想を書こうと思う。
まずは、小池晃氏の記者会見から。
共産党らしい革新的な政策を話す小池氏のことは、実はそんなに嫌いでない。
福祉政策の拡大や貧困層への住宅提供促進、青少年育成条例への批判など、多分、都民だけの幸せを考えた場合、一番都知事にふさわしいと思う。
しかし、対議会との関係を考えると、少数与党では都政自体が全く進まなくなる。今の国会を見てもそれは明らかだ
共産党色を薄めない限り、残念ながら支持することはできないと感じた。
次に、渡邉美樹氏の記者会見を見た。
ワタミの会長を辞任して背水の陣を敷いて戦う姿勢に、自分ではできないなぁと少し感心している。
ただ、行政の仕組みや都政の状況について、まだ頭の整理ができていないので、質疑応答が危なっかしく見える。
でも、こういう行政の素人でないと、この社会の閉塞感をぶっ壊してくれないと感じているので、個人的には支持したいと思う。
後は、本人も言っていたが、どこまで本気で選挙戦を戦うのかが鍵だろう。
最後は、松沢成文氏の記者会見を視聴。
政治家らしい発言の数々に、少しウンザリしたものを感じた。
目新しい政策もなく、石原現都知事の政策を継承していくようだ。せいぜい首都圏構想ぐらいか。
神奈川県でやってきた政策を東京都でもやっていきたいとのことだが、特にこれといった目玉もないし、一体どうする気やら。
個人的に、一番支持できない立候補予定者である。ただ、自民と公明はこの人をきっと支持するんだろうなぁ…。
さて、まだ立候補する人が増えると思うので、また記者会見を視聴した際には感想を書こうと思う。