新職場に異動して

 4月1日付けで、区役所から都庁へ研修派遣ということで、都庁で勤務しています。
 当然、今までの築いてきた人間関係もないですし、勤務内容も今まで全然手がけたことのない仕事です。
 区役所の先輩方からは、『仕事は二の次で、人脈を築いてくればいいんだ』と言われてはいるものの、それを額面通り受け取るほど若くはない歳なので、ヒイコラいいながら新しいことを覚えるよう努力しているつもりです。
 しかし、都庁で勤務して一番驚いたのが、職員体制が充実しているところです。うちの係だけで10人もいます。正直、うちの区役所で一つの係で10人いる組織は多分存在しないはず。
 他の係もうちの係と同程度の人数がいるのと、年齢構成もきちんと年代が分かれていて、異動や定年退職による職務の引き継ぎにも余裕を感じます。
 これが本来組織のあるべき姿だよなぁ…とため息に似た気持ちになりました。多分二年後には区役所に戻りますが、そのときにはどんな職員体制と組織になっているのか、暗澹とした気持ちになってきます。